なんか、こんな事件が起きていた。

Apple、セレブのヌード写真流出に関してiCloudへの不正アクセスを認める―システムのハッキングは否定 - TechCrunch
ジェニファー・ローレンスら100人前後の女性セレブの ヌード写真がインターネットに流出した事件ついて、Appleが公式声明を発表し、 iCloudストレージ・システムに何らかの脆弱性があったことが原因ではないかという推測を強く否定した。ただしAppleはシステムのセキュリティー が破られたことはないとしたものの、一部のユーザーのアカウントがフィッシング、パスワードや「秘密の質問」の答えを推測するなどの一般的な方法によって 不正にアクセスされた形跡があることは認めた。
流出したという事実は、認めるわけである。



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勝手に、写真がアップロードされている

デフォルトの設定では、スマホで撮った写真は、パブリッククラウドにアップロードされている設定になっている。もちろん、アップロードをしない設定もあるけど、解除の仕方は、アプリによってさまざまなので、わかりにくい状態になっています。

別にデメリットばかりではない

デメリットばかりではない。私の場合、なぜか、スマホ内の写真のデータがすべて削除されてしまった。その時、バックアップを取っていたので、事なきを得た。そういう意味では、メリットともいえる。しかも、スマホの容量がなくなってしまうとき、スマホ内の写真のデータを削除しても、パブリッククラウドに保存されているので、保存されているので、安心だ。
だが、怪しい写真(今回のように、エロい写真)もアップロードされてしまったら、ひとたまりもない。今回は規制の対象にならなかったが、パブリッククラウドは、監視されているので、その点注意が必要である。
参考リンク先:MicrosoftのOneDriveに児童ポルノを保存していたら通報されて逮捕 - GIGAZINE

でも、やっぱり、ブルートフォース攻撃にはかなわない

以下のサイトにこのような記述があった。
The Next Webによると、Githubに最近公開されたPythonスクリプトを使えば、他人のiCloudアカウントのパスワードをブルートフォース攻撃(総当たり)で入手できちゃうようなのです。
引用元:セレブのヌード大流出、原因はiCloudの穴? : ギズモード・ジャパン

つまり、総当たりでは、勝てないのである。
もっとも、総当たりしているとき、何回か間違えたら、数分ロックするだけでも、セキュリティは向上するはずである。そこらへんは、iCloudの弱点だったかもしれない。

総括

スマホで写真を撮るうえで気をつけないといけないのは、以下の通り
  • アップロードされているリスクを承知しておくこと
  • もし、アップロードされたくなかったら、適切な設定をしておくこと
  • なるべく、パブリッククラウドを信用せず、自分のサーバーを使用して、環境を整えること
    #これが一番難しい
  • 危ない写真は撮らないこと
    #これも難しい(?)

ということで、マナーを守って、スマホでの写真を撮るようにしましょう。


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